石動高校と小矢部園芸高校の家庭クラブの生徒たちは１１日、小矢部市民交流プラザで開かれた子ども食堂「大空こどもひろば」を訪れ、手作りおもちゃやふきんを子どもたちに贈った。

　地元に貢献しようと活動する両校の生徒たちは、子ども食堂が５月に開設されたことを機に、訪れる子どもたちにプレゼントを贈ることを思いついた。

　この日は、地元の親子４６人が参加した。石動高の家庭クラブ委員長、植田（うえた）伊佐代さん（２年）が子どもたちにおもちゃの使い方を説明し、紙コップで作った音の出るおもちゃやエコバッグ、刺し子のふきんを渡した。

　子どもたちは、読み聞かせやボードゲームなどで地域の人と触れ合った。昼食の夏野菜カレーや春雨サラダを味わい「おいしい」と笑顔を見せた。植田さんは「楽しそうに遊んでくれてうれしい。これからも活動を続けたい」と話した。

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