南砺市の世界遺産、相倉合掌造り集落への移住希望者を募るプロジェクトで14日、移住家族の住まいとなる集落内の古民家「旧高田家」の障子の張り替え作業が行われた。
張り替え作業は家屋を管理する同集落保存財団が実施。前回の応募で集落に移住し、家族と6年間「旧高田家」で暮らした相田さほりさん(41)と、来栖の中田恭子さん(78)が玄関前で、障子戸にのりをつけて真新しい障子紙を手際良く張り付けた。相田さんは「子どもたちが伸び伸びと遊べ、四季の移ろいを感じながら暮らせる場所。どんな家族の応募があるのか楽しみ」と話した。
同保存財団によると、応募はまだないが、問い合わせが数件寄せられているという。締め切りは郵送で11月1日必着。申し込み方法や応募資格、詳細な内容は財団のホームページに掲載している。
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