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自動運転サービス実証実験開始式   11月26日
 
2017年12月11日 南砺市 政治・経済






自動運転サービスの実証実験が南砺市道の駅「たいら」から相倉合掌集落までの一般道路で行われました。

この自動運転サービスの実証実験は、国土交通省が2020年までの実用化を目指して全国13か所で順次行っているもので、南砺市が実験地に応募したことで実現しました。
北陸でこの実験が行われるのは、今回が初めてということです。



実験に使用されたコースは、道の駅「たいら」から相倉合掌集落までの往復およそ16キロで、全国の実証実験の中で最長です。

実験で使用した車両は、車両の屋根に取り付けられた3Dセンサーで周囲100mをスキャンし、あらかじめ記憶された地図データをもとに位置を確認したり、障害物を認識、減速や停止の指示を出します。
午後には、運転席を無人にして、ほぼすべての操作を自動で行う実験も
行われました。

先月26日から30日まで行われた実験には、住民や観光客ら約70人が試乗。

この10年で人口が4割減少した平地域では、中山間地での住民の移動手段を確保するとともに、世界遺産の合掌集落や和紙などの伝統工芸に観光客を引き込む起爆剤になればと期待しています。
 
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