砺波市庄川町金屋地区の伝統行事「厄払い鯉の放流」が行われ、厄年を迎えた男女が鯉に厄を託して放流しました。
「厄払い鯉の放流」は、1816年の金屋神明宮の厄よけ祈願祭で神前に供えられた鯉が長時間の神事の後も生きていたことから、その強い生命力にあやかり、鯉にお神酒を飲ませて厄災を託し庄川に放流したことが始まりとされています。 この日は、金屋地区の数え年で25歳と42歳の男性、33歳の女性16人が参加。
はじめに、金屋神明宮で神事に臨んだあと、庄川水記念公園へ移動し、放流を行いました。
まず、全員が体長40センチほどの鯉に触れ、厄を託すとその後、男性がつかんだ鯉の口に、女性がお神酒を注ぎました。
そして参加者は、一年の無事を祈願して4匹の鯉を順番に放流しました。
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