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福野地域文化財防火訓練 1月20日
 
2018年2月5日 南砺市 くらし






文化財防火デーに合わせてとなみ野各地では「文化財防火訓練」が行われ、福野地域では国指定重要文化財で実施されました。


文化財防火デーは、昭和24年1月26日に、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺の金堂が炎上し、大半の壁画が焼損したことを契機に制定されたものです。


貴重な文化財を火災や震災などの災害から守るため、この時期に全国で文化財防火活動が展開されています。

南砺市福野地域では、安居寺と福野高校敷地内にある巖浄閣を会場に隔年で訓練を行っていて、今年は、国指定重要文化財・巖浄閣で文化財防火訓練が実施されました。

今回は、高校の食堂から出火したとの想定で訓練が行われ、南砺市消防団福野方面団の7分団、なんとレディー分団、南砺福野高校自衛消防隊などから消防ポンプ車など車両13台、人員およそ70名が参加しました。

訓練では、巖浄閣をはじめ校舎や付近住宅への延焼防止を目的として消防活動が展開され、参加した消防団員や関係機関の皆さんが、キビキビとした動作で、取り組んでいました。

南砺福野高校では、年に2回避難訓練を行っています。学校関係者は、今回の訓練を生かして「今後も生徒の身はもちろん、巖浄閣を守っていきたい」と話していました。
 
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