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おやべ これからの在宅療養を考える集い  1月27日
 
2018年2月12日 小矢部市 くらし






高齢化社会に向けて、医療・福祉関係者などが在宅医療について理解を深める「おやべ これからの在宅療養を考える集い」が開かれました。これは、住み慣れた自宅や地域で生活することを多くの人が望む中で、在宅医療や介護、終活について理解を深めながら、小矢部市の地域づくりについて考えようと、市医師会の在宅医療支援センターと市在宅医療推進連絡会が開いたものです。
集いには市内の医療・保健・福祉関係者およそ100人が参加。はじめに市医師副会長の沼田仁成(ぬまだ じんせい)医師が、小矢部市の高齢者人口と高齢者世帯の推移を示し、在宅医療に必要な体制や、医療機関、訪問看護ステーション、介護サービス事業者が連携して在宅患者の生活を支える「メルヘン在宅安心ネットワーク」を紹介しました。続いて、「自分らしい最期を生きる」をテーマに意見交換が行われ、
「特別養護老人ホームから家に戻って」と「がん末期 病院から家に
戻って」の2つの事例について、それぞれの立場から熱心に意見を
交わしていました。また、富山市のやまだホームケアクリニック理事長の山田毅(たけし)医師が「おうちで生き活き在宅医療」と題して講演。「大切なことは家で死ぬことではなく、死ぬ場所、活きる場所を選べること」とした上で、親しい人との共有の時間を持てることやストレスの軽減など、在宅医療のメリットを紹介しました。参加者は、自分らしい最期を生きるためにどのような地域づくりが必要か、改めて考えていました。
 
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