城端中学校の生徒が、地域への感謝を込め、地区内で雪かきのボランティアに励みました。雪かきボランティアは雪が多く、狭い通りも多い城端の町を、歩きやすくしようと城端地区社会福祉協議会や城端地区自治振興会、ボランティアの呼びかけに応えた城端中学校の生徒が毎年行っています。

　今年は城端中学校生徒有志およそ８０人が参加。手にスコップを持った生徒は、６人から７人のグループに分かれ、各地区の担当員とともに１２町内を手分けして雪かきに取り組みました。
　大通りには１月の寒波で積もった雪が道のわきに多く残っていて、生徒は道幅が狭い場所や細くなった歩道を、スコップやスノーダンプを使い、協力しながら雪を水路に流していました。また除雪機が入りにくく除雪が難しい狭い通りや、高齢者の家の周りも出入りができるよう綺麗に除雪しました。
　　
共に作業を行った協議会メンバーや地区住民などからは「頼もしい」「作業がはかどりありがたい」などの声が聞かれました。城端中学校の生徒は地域へ貢献できる事はないかとボランティア活動への関心が高く、学校側も地区の方と触れ合える良い機会としてこれからも取り組んでいきたいと話していました。