砺波地域消防組合で初の試みとなる「放射性物質災害初動訓練」が行なわれました。
放射性物質災害初動訓練は、砺波市の消防本部で行われ、消防隊員や救急隊員あわせておよそ50人が参加。
初めに、放射線の基礎知識や、放射線量測定器の正しい使い方、二次汚染を防止する対策法などの講義、実習が行われ、簡易防護服を使った「着脱訓練」では、少しのミスや確認不足が、重大な2次被ばくにつながる事を学びました。
引き続き、車同士の事故により、積み荷の放射性廃棄物が落下・散乱したとの想定で、初動訓練が行われ、オールハザード防護服を着用した隊員が、放射線量や化学ガスの測定をしながら、負傷者の搬出、放射性物質の回収を行いました。
また、ケガの状態から救命の順序を決める「トリアージ」訓練も同時に行われ、参加者が万一の事故に備えました
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