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小矢部川漁協稚アユ放流事業  4月18日
 
2018年5月7日 小矢部市 自然






小矢部川右岸の「水辺の楽校」で、石動西部こども園の園児たちがアユの稚魚を
放流しました。

これは、小矢部川流域の水産資源の増殖や魚の住みやすい河川環境の保全のために、小矢部川漁業協同組合小矢部地区が毎年行っているものでこの日は、石動西部こども園の年長児29人が参加しました。




はじめに役山隆(やくやま たかし)小矢部地区長が「川がきれいでないとアユなどの魚が育たないので、ごみを捨てたりして川を汚さないように家族にもお話ししてください」と園児たちに呼び掛けました。

この日用意された稚アユはおよそ2万匹で、庄川で獲れたアユの卵を10センチから12センチ、重さおよそ10グラムに育てたものです。

園児たちは、バケツに分けられた稚アユを漁協職員から受け取り「早く大きくなってね」と声をかけながら小矢部川に放流しました。中には、稚魚を丁寧に1匹ずつ掴み、川に放す園児もいました。

小矢部川は体長が30センチを超える「尺アユ」が生息する全国的にも珍しい川で、毎年9月に行われる「尺アユ釣り大会」などで愛好家にも親しまれています。

小矢部川漁協小矢部地区では、6月までに1.2トン、およそ12万匹の稚アユを放流することにしています。
 
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