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南砺市小坂地区スマート農業プロジェクト開始  7月25日
 
2018年8月6日 すべて 政治・経済






南砺市の小坂営農組合は、TSTとKDDIと共同で「スマート農業プロジェクト」をスタートさせました。

「スマート農業」とは「ロボット技術」や「ICT 情報通信技術」を活用して、省力化や高品質生産を実現する農業です。
農業の現場では担い手の高齢化や労働力不足が課題となっており、中でも、広範囲にわたって水田を管理する営農組合では、水管理の見回りに多くの時間を必要とすることが課題の一つでした。





今回、南砺市の小坂営農組合は、TSTとKDDIとの共同で「LPWA(エルピーダブリューエー)」という、低消費電力で広範囲の無線通信を可能とする技術を利用し、
省力化が課題となっていた水田の水位や水温などを遠隔で監視できる仕組みを構築しました。
この日は、水田に機器が設置され、関係者らがスマホやタブレットでその内容を確認しました。小坂営農組合栽培担当 北村孝志さん コメント「いつも自分たちが目で見て肌で感じていることを『見える化』して伝えてくれるものが農業に一番適したIOTだと思います」

「労働力を省力化していこうというのがこれからの課題だと営農組合では考えています」

この取り組みは、兵庫県の豊岡市に続いて、国内2例目で小坂営農組合では、「今後、実証実験を続け、来年の実用化にむけて取り組んでいきたい」と意欲を見せていました。
 
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