増山城戦国祭りが、砺波市増山の国指定史跡増山城跡周辺で開かれました。

増山城戦国祭りは、増山城跡の魅力を伝えようと、増山自治会や栴檀野自治振興会、増山城解説ボランティア「曲輪（くるわ）の会」などでつくる実行委員会が毎年行っているもので、今年で１０回目を迎えます。



イベントでは、城跡を巡る「城攻めウオーク」が企画され、散策しながら各ポイントにいる実行委員会メンバーから城跡の説明を受けたり、クイズに挑戦するなどして参加者が、増山城の魅力を体感しました。

また、武者行列も行われ、城代役の山本仁史（ひとし）教育長や、地元住民などおよそ５０人が甲冑（かっちゅう）を身に着けて登場。

「エイエイオー」と勇ましい声とともに観光交流施設「増山陣屋」から城跡までの道のりを行進しました。

その他、弓矢や組みヒモの体験コーナーをはじめ、飲食コーナーでは地元で取れた野菜やキノコをふんだんに使った戦国鍋が販売され、大勢の人で賑わいました。

天候にも恵まれ、来場者は、戦国ロマンに思いをはせながら多彩な催しを楽しんでいました。