トップ > ニュース >まちのニュース >柳田國男文学碑除幕式 11月4日

まちのニュース

柳田國男文学碑除幕式 11月4日
 
2018年11月26日 南砺市 スポーツ・文化






民俗学者・柳田國男(くにお)の文学碑が完成し、除幕式が行われました。




J柳田國男は、1909年に城端を訪問しており「城端は機(はた)の聲(こえ)の町なり。寺々は本堂の扉を開き 聽聞(ちょうもん)の男女傘(かさ)を連ね、市(いち)に立ちて甘藷(かんしょ)の苗賣(う)る者多し。麻の暖簾(のれん)京めきたり」という、紀行文「木曽より五箇山へ」に記した一節が城端が「越中の小京都」と呼ばれる由来になったとされています。R城端駅前にあったこの文章を記した大型看板が駅の改修工事で撤去されたことを受けて、地元の観光団体や自治振興会、商店会の関係者らが中心となり、実行委員会を設立。

募金を呼び掛け、27団体74個人から122万円の協力費を集め、城端別院善徳寺の山門付近に文学碑を設置しました。

実行委員長の河合常晴(つねはる)南砺市観光協会城端支部長が「協力して下さった方々の志と思いを大切にしながら、石碑を守っていく」と挨拶し、住民と共に完成を祝いました。
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.