南砺市の障害者支援施設「花椿」で秋の文化祭が開かれました。

花椿祭（さい）は、地域の人たちとの交流を通して、障害者への理解を深めてもらおうと、毎年開催されているイベントです。
　　　



今年は、施設で被災地支援の一環として、ヒマワリを育てて、種を福島へ送る「ひまわりプロジェクト」に取り組んだことから「夢・大輪・天に向かって咲かせよう」をテーマに開催。

施設内には、利用者が製作した絵画や小物などが展示され、来場者を楽しませたほか、利用者が育てた大根の即売や果物を加工したジャムなどが販売され、人気を集めていました。

また、ステージアトラクションでは、職員発案によるファッションショー「花椿・ガールズコレクション」が初めて企画され、施設利用者や職員が思い思いの衣裳に身を包み、赤い絨毯がひかれたランウェイを堂々と歩きました。

この日は、井口中学校の生徒がボランティアとして運営の手伝いをしたり、福野高校の生徒が、手の入浴「手浴（しゅよく）」コーナーを実施するなど、様々な交流が見られました。