南砺市福野地域 七ツ屋（ななつや）の誕生１５０周年を記念した式典が開かれました。

南砺市福野地域 七ツ屋は、１８６８年の大火で焼け残った家が７軒だったことが名称の由来とされています。






１８８９年に福野町が発足し、この合併で、七ツ屋通りが福野町となり、１９７７年には、旧福野町初のショッピングセンターが開業。８０年代に入り、区画整理や企業集積が進み、１９９１年に福野文化創造センター「ヘリオス」が完成するなど発展してきました。

式典では、関係者や地元住民らが集まり、地域活性化に貢献した方々に感謝状が贈られたほか、七ツ屋の子供夜高太鼓や獅子舞が披露されました。

七ツ屋では、地元有志や区長らが中心となり、町史などの文献を調べたり、住民に資料提供を呼び掛けたりして、記念誌を制作し、地元の歩みを後世に伝えようという試みも
行われています。

式典実行委員長の晩田啓人（ばんだ ひろと）さんは「過去を振り返り、現在を見つめて、皆で七ツ屋の未来を考えていきましょう」と話し、今後の発展を誓いました。