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利賀の初午 1月12日
 
2019年1月28日 南砺市 くらし






南砺市利賀村で受け継がれてきた伝統の神事「初午(はつうま)」が行われました。

利賀の「初午」は、江戸時代に養蚕業の繁栄を願い始まったとされる、全国的にも珍しい子供たちだけで行う神事です。



かつては、利賀の3つの集落で行われていましたが、過疎化や少子化が進み、現在も続けられているのは上村(うえむら)集落のみ。

元々は、集落の小学3年から6年生の男の子が担い手でしたが、今年参加した上村集落の子供は、小学5年生の2人。

そのため、集落外の小学1年生から中学生の7人が参加しとり行われました。

子供たちは、マイナス2度という寒さの中、民家や事業所など23軒を回り、家々に福を配って、今年1年の家内安全と五穀豊穣を祈りました。
 
世話役を務めた笠原一忠(かさはら かずただ)さんは「今年も無事に行なうことができてほっとしている。今後も可能な限り続けていきたい」と話していました。
 
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