庄川美術館では、庄川町出身の彫刻家 松村外次郎の作品展が開かれています。
「松村外次郎展〜外次郎と交流作家たち〜」は、庄川町出身の彫刻家 松村外次郎の魅力をより多くの人に知ってもらおうと、去年に引き続き開催されました。
松村外次郎は、庄川町に生まれ、89歳で亡くなるまで二科会(にかかい)や二紀会(にきかい)を舞台に活躍。
会場には、そんな松村の代表作であるブロンズ像や木彫刻作品が並んでいるほか、今回は、生前、松村と親交があった作家21人の絵画や彫刻など、美術館で収蔵している作品も合わせて展示されました。
中には、小島真佐吉(こじま まさきち)や宮本三郎といった作家が松村を描いた肖像画や、二科会で親交があったという先輩、熊谷守一(くまがい もりかず)の絵画などが並んでいます。
また松村が熊谷をしのんで制作されたという「熊谷の顔のレリーフ」も展示され、2人の親交の深さを覗うことができます。
「松村外次郎展〜外次郎と交流作家たち〜」は、庄川美術館で2月11日まで。
会期中は、小枝を使ってオブジェを作るワークショップが行なわれているほか、10日には、学芸員によるギャラリートークが企画されています。
なお、庄川水資料館では「松村外次郎彫刻展」も同時開催中です。
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