南砺市城端地域を中心に流れる「桜ヶ池幹線用水路」が再整備されることになり、安全祈願祭と起工式が行われました。

式は、南山田公民館で開かれ、工事関係者や地元住民およそ５０人が出席しました。



桜ヶ池幹線用水路は、城端土地改良区が管轄する用水路で、完成から７０年が経過し、老朽化が見られることから、今回、県営土地改良事業として再整備が決まったものです。

工事は、桜ヶ池幹線用水路と排水路の再整備をはじめ一部の用水路を地中に埋め込むパイプライン化、自動給水栓のＩＣＴ化による水管理の省力化に加えて、７，２ヘクタール分の区画整理も行われます。

総事業費は、３０億４千万円で、国や県、南砺市の補助を受けて整備されます。

安全祈願祭の後、起工式が行われ、用水路等を管理する桜ヶ池管理委員会委員長の山下嶔一（きんいち）さんが挨拶しました。

工事は、２期にわたって実施され、完成は、２０２７年を目指しているということです。