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富山県国民保護フォーラムin南砺市 2月16日開催(放送3月4日〜)
 
2019年3月4日 砺波市 くらし






武力攻撃や大規模テロからの国民保護をテーマとしたフォーラムが先月南砺市防災センターで開かれ、危機管理の専門家から訓練の必要性や対策の重要性を学びました。

国民保護フォーラムは昨年南砺市で国民保護実動訓練が行われたことから、県と南砺市が開いたもので、会場の南砺市防災センターには、市民などおよそ140人が武力攻撃やテロに対する対応について学びました。



初めに、富山県総合政策局防災・危機管理課福山達也主幹が、国民保護について国、県、市町村の取り組みについて説明しました。福山主幹は、来年開催されるオリンピックなど人が多く集まるイベントではテロの脅威が高まると指摘、南砺市で昨年開催された国民保護実動訓練を例にあげ、日頃の心構えと訓練が重要ですと呼びかけました。

第二部の講演会では講師の元陸上自衛隊研究本部特殊武器対策室長の中村勝美さんが「NBCテロとその対応について」と題して講演しました。

中村さんは地下鉄サリン事件の除染作業や、福島第一原発事故に現場で活動した経験から、初期の速やかな対応や、原因物質の解明の大切さなどについて述べ、南砺市で開催された実動訓練が行われたことを高く評価し、今後も訓練を重ねて国民保護対応計画に反映させることが重要ですと話しました。
 
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