南砺市城端の冬の風物詩「城端つごもり大市」が行われ、大勢の来場者でにぎわいました。
城端つごもり大市は、およそ350年前から続く伝統行事で、雪解けのころ、城端と交流の深かった五箇山の住民が新年の挨拶と取引の清算に訪れた際、市が開かれたのが 始まりとされています。
この日、歩行者天国となった「にしまち通り」には、鮮魚や野菜、特産品などの露店が並んだほか、具だくさんの鍋や、名物、一杯100円の「つごもりうどん」なども販売され、販売開始直後から長蛇の列を作っていました。
大市の目玉、1000円均一のテントにも多くの人が集まり、旬の果物や明太子をはじめ、靴や傘などの日用品が所狭しとならび、来場者の注目を集めていました。 その他、城端小学校の4年生60人の手作り品のブースも賑わいを見せていました。
これは、児童が、日常で利用してもらえる品をテーマに「総合的な学習の時間」で、商品づくりを行ってきたものです。
この日は、あいにくの雨となり、恒例の児童による「じゃんとこいむぎや」披露は中止となりましたが、通りには、活気があふれ、終日にぎわいを見せていました。
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