国際的な舞台芸術の祭典「シアター・オリンピックス」に向けた特別企画「シアター・スクール ｉｎ ＴＯＧＡ」が開催されました。



「シアター・スクール ｉｎ ＴＯＧＡ」は、８月２３日から南砺市利賀村と黒部市、そしてロシアで開かれる舞台芸術の祭典「シアター・オリンピックス」の関連イベントとして開催されました。

この日は、南砺市の利賀芸術公園を会場に、基調講演やトークセッションなどが行われ、県内外からおよそ２２０人が訪れました。

中でも注目を集めていたのは、利賀村を拠点に活動する劇団スコットが普段の稽古で行っている「スズキ・トレーニング・メソッド」の見学です。

スコットを主宰する鈴木忠志さんの解説のもと、歩き方や発声方法など世界の演劇人が学んでいるという訓練法が紹介されました。


その後、地方の文化振興などをテーマに鈴木さん、石井隆一富山県知事、国際交流基金の理事長を務める安藤裕康（ひろやす）さんによるトークセッションが行われ、来場者が熱心に聞き入っていました。
　　
「第９回 シアター・オリンピックス」は日本とロシアの共同開催で行われ、日本では利賀村と黒部市で８月２３日から１か月間開催され、世界の様々な舞台演目が上演されます。