砺波市と富山県建築設計3会が地震災害時における協定を結びました。
この協定は、地震災害が発生、または発生する恐れがあるとき、砺波市の要請に応じて、富山県建築設計3会が市内21地区の主要避難所や防災上重要な施設の危険度を 迅速に判定し、建物の安全を確認するものです。
締結式は、砺波市役所で行われ、県建築士事務所協会会長の堂田重明(どうだ しげあき)さん、県建築士会会長の近江吉郎(おうみ よしろう)さん、日本建築家協会北陸支部富山地域会会長の濱田 修(おさむ)さんらが出席し、夏野市長とともに調印しました。
夏野市長は「去年、北海道で発生した胆振東部(いぶりとうぶ)地震の際、現地の方々からの建物の安全確認に対するニーズが強くあり、その重要さを実感した。今回のご協力に感謝します」と挨拶。県建築設計3会を代表して、堂田さんが「いつどこで起こるか分からない災害に備えて、官民一体の支援をしなければいけないと感じている」と答えました。
県建築設計3会が自治体と災害協定を締結するのは、富山市に続いて2ヶ所目ということです。
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