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酒とり祭り 4月11日
 
2019年4月29日 小矢部市 地域・社会






褌(ふんどし)姿の男衆が参拝客に酒を振る舞う奇祭「酒とり祭り」が、小矢部市の下後亟神明社で行われました。



「酒とり祭り」は300年以上前から続いている祭りで、不慮の災厄が続いたときに、大量のお神酒を振る舞えば無病息災・五穀豊穣になるという神示を受けたことがはじまりといわれています。

4月11日の下後亟神明社の春季祭礼に合わせて毎年行われていて、昭和40年に市の無形民俗文化財に指定されました。

この日も、ご利益を受けようと、多くの参拝客やカメラマンなどが詰めかける中、下後亟青年会の男衆およそ20人が、褌ひとつに鉢巻姿で大鳥居から神殿めがけて喚声(かんせい)をあげながら駆け込み、祭りが始まりました。

男衆は、手にした柄杓(ひしゃく)に神官らから注がれた御神酒を
参拝客に振舞ったり、空に向けてまいたりしました。

今年は、およそ27リットルの酒を振るまわれ地域の無病息災と五穀豊穣が祈られました。
 
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