福野北部公民館切り絵教室の10周年を記念した作品展が開かれ、大勢の来場者が切り絵の魅力に触れました。
福野北部公民館の切り絵教室は、平成22年に公民館活動として始まったもので、長年切り絵に取り組んでいる砂土居武範(すなどい たけのり)さんを講師に受講生13人が、月に一回活動しています。
作品展には、受講生と会友12人が合わせて92点を出品しました。
切り絵は写真などを基に、黒い「タント紙」をカッターで切り込んで絵にするもので、カッターの使い方や切り方で、光と影そして遠近感などを思い思いに表現することができます。
会場には、南砺市平地域の相倉合掌造り集落や庄川峡などの風景をはじめ、福野夜高祭や城端曳山祭、魚津のたてもんまつり、長野県の御柱祭などの祭りを題材にしたもの、人物などを繊細に表現した作品などが並びました。
中には数か月掛けて仕上げられた作品もあり、訪れた人たちの目を引いていました。
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