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小坂営農組合・TST スマート農業プロジェクト実証事業開始 南砺市小坂地区 5月28日
 
2019年6月17日 南砺市 自然






南砺市の小坂営農組合とTSTの共同プロジェクト「スマート農業」の実証事業がはじまりました。
  


スマート農業とは、ICT・情報通信技術を活用して、省力化や高品質生産を実現する農業です。
  
今回、「小坂営農組合」は「TST」と「株式会社ぶらんこ」との共同で、クラウド農業モニタリングシステムを活用したビニールハウスでの育苗管理と水田の水位、水温、水門管理の実証事業に取り組みました。
  
水田を管理するシステムは太陽光で発電するセンサーを水田に設置。スマートフォンやタブレットでセンサーが測定した水温や水位などの情報が、離れた場所でも確認でき、水門「自動給水ゲート」の開け閉めの操作もできます。
    
実験は8月末まで行う予定で、組合ではそれぞれの水田の特性をデータとして蓄積し、今後予想され労働力不足を補うためICTを活用していく考えです。


小坂営農組合 組合長 常本孝悦さんは、「今回のシステム導入したことによってそれぞれの田んぼの特質もわかりましたし、この田んぼにはどのように水の入れ方をすればいいか、貯め方をすればいいかというのもわかりましたんで、これをデータ化して若い人に継承していくと。将来の伝承のあり方も非常に課題になってますんで伝承に対しても数字で見える化できますから若い人も理解しやすいのかな」とお話をしていました
 
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