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障害者雇用セミナー  8月28日
 
2019年9月16日 砺波市 政治・経済






障害者の雇用拡大を目的としたセミナーが砺波市で開催されました。

障害者雇用セミナーは、障害者雇用に取り組んでいる地域の企業から雇い入れや定着にむけた取り組みを聞き、雇用拡大につなげようと、砺波と高岡の障害者就業・生活支援センターが企画したものです。


会場には、県内の事業所や企業の関係者ら、およそ70人が参加し、講演に耳を傾けました。

セミナーは、2部構成で行われ、株式会社スズキ部品富山の上木和典(ウエキ カズノリ)さんが「障害者雇用の働きやすい環境づくり」について。

また、株式会社小矢部精機の北野昭生(あきお)さんが「ゼロから始める障がい者雇用・その後の取り組み」と題して講演しました。

北野さんは、実際に行っている取り組みを基に、自身の経験談を紹介。「障害者の方が生き生きと仕事に励めるよう、環境を整えることが大切だ」と話しました。

厚生労働省は、2018年4月から、民間企業の障害者法定雇用率を2.0%から2.2%へ引き上げました。これは、「労働者45.5人以上に1人以上の割合で障害のある人を雇う」ということです。

砺波障害者就業・生活支援センター管理者の土山美由紀(どやま みゆき)さんは、「県内で、法定雇用率を達成しているのは、およそ50%。障害者就業に関して相談事があれば、気軽に問い合わせてください」と来場者に呼びかけていました。
 
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