砺波市美術館で、「フォトクラブとなみ野 会員展」が開催されました。

この展覧会は、「フォトクラブとなみ野」が日頃の成果発表と会員同士の親睦を深めることを目的に、毎年行っているものです。

砺波写真協会を前身とする「フォトクラブとなみ野」は、４０年以上の歴史ある団体です。



砺波市在住の写真愛好家が集い、写真を持ち寄って意見交換を行う講習会や、撮影旅行を開催しています。

会場には会員２３人の力作４０点が並びました。

本多 賢（ほんだ けん）さんの「伝統を守る」は、能登の揚げ浜式塩田（あげはましきえんでん）で昔ながらの製法で塩を作る職人の姿をとらえた作品です。その表情からは「伝統を絶やさず受け継いでいく」という強い意志と覚悟が感じられます。

また、北陸地方の風景や
自然や動物の生命力が感じられる作品も多数展示され、来場者が見入っていました。

フォトクラブとなみ野代表の藤井 建二（ふじい けんじ）さんは、「これからも継続して展覧会を行い、会員同士高めあっていきたい。」と話していました。