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「総合的な学習の時間発表会・市長への提言」1月17日
 
2020年2月3日 南砺市 くらし






南砺市立城端中学校の3年生が、南砺市の暮らしをよりよくするための提言を田中幹夫南砺市長に発表しました。

城端中学校3年生は、去年4月から、総合的な学習の時間を使い、南砺市の良さや課題について話し合ってきました。
  


今年のテーマは「お金の使い方から南砺市での生活を考える」で、税金の使い方や婚活、出産、子育て、地元の食材などのついてです。
  
生徒たちは、市役所や地元の企業へ直接電話や訪問取材を行うなど、積極的に課題を調べ、今回その解決案を田中市長に提案しました。
  
提案の中には、婚活・出産をキーワードに学んできたグループから、南砺市の出生制度について、「現在ある制度だけでは出産後のお母さんの不安が大きいのでは」と発表し、出産後のお母さんとその家族のライフステージを南砺市全体で協力し、ケアする、
産後ケアセンターが必要であると提案しました。
  
また、公共交通機関をキーワードにしたグループは、利用者が減少傾向にあるJR城端線に目を向け、車内で集中して勉強したい学生や、落ち着いて乗車したい人に「サイレント列車」を、他の人に気を遣わずに会話を楽しみたい人向けの「エンジョイ列車」を作るなどしたらどうかと、提言しました。

生徒のアイディア、思いを受けた田中市長は、「生徒の皆さんが南砺市の現状を知って、南砺市をどうやって盛り上げていこうか考えていただいた提言はとてもうれしい。
いただいた提言を今後の市政に事業にどのように生かすかを考えていきたい」と話しました。
 
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