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相倉文化財防火訓練   1月26日
 
2020年2月17日 南砺市 くらし






南砺市平地域の世界遺産 相倉合掌造り集落で、
文化財防火訓練が行われました。

この訓練は、冬場の火災を想定し、地区住民による初期消火、消防団による類焼(るいしょう)の防御、取水場所の確認を目的に、毎年、1月26日の「文化財防火デー」に合わせて行っているものです。


訓練は、相倉地主神社より出火したとの想定で行われ、午前9時、火災を知らせるサイレンが鳴ると、地区住民が集落内に設置してある8つの放水銃を使って初期消火活動を行いました。

訓練には、南砺市消防団 平方面団と南砺消防署五箇山出張所も参加し、一斉に放水を行いました。

ところで、去年は、沖縄県の首里城や、岐阜県白川村で、かやぶきの木造小屋2棟が全焼するなど、世界遺産の火災が発生しました。
 
会場には、文化庁の調査官も視察に訪れ、文化財を守るための訓練を真剣に見つめていました。

訓練終了後、南砺市消防団平方面団の「前本 誠健(まえもと せいけん)」方面団長が「今年は雪が少ないので、枯草による火災に注意しましょう」と呼びかけ、そのあと、視察した文化庁の「浅野 啓介(あさの けいすけ)」さんが挨拶しました。
 
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