冬を代表する花、椿の展示会が開かれ、来場者が艶やかな椿の魅力にふれました。



「つばき展」は、南砺市いのくち椿館が、冬の寒々しい時に美しい椿の花を楽しんでほしいと毎年開いているものです。
　　
会場には「つばき館」で栽培する鉢物や盆栽のツバキを中心に１５０点が並べられました。

また会場の中央には、鉢花の寄せ植えなどで演出した「寄せ植え華道」の作品も展示され、来場者の目を引いていました。
　　
期間中には原種ツバキの鑑賞会や臨床美術認定講師の武部(たけべ)眞理子(まりこ)さん
によるワークショップも開かれました。
　　
武部さんは「色は水の力をかりてのばす」ことや「色が混ざっても活かしていく」ことなどを指導し、参加者は楽しみながら描いていました。
　　
ところで、「つばき館」の原種椿園には世界的にも珍しいキバナ種など、中国やベトナム産の品種改良されていない原種も栽培されており、これから見頃をむかえるものもあります