砺波市の東保(ひがしぼ)地区に、農事組合法人「あさひ」が設立され設立総会が開かれました。
農事組合法人「あさひ」の設立総会は、東般若農村振興会館で開かれ、地域の農業関係者ら およそ50人が参加しました。
これまで、東保(ひがしぼ)地区には、平成24年に設立した「高池(たかいけ)営農」と、平成26年に設立した「坊村(ぼうむら)営農」の2つの農事組合法人があり、運営されてきましたが、組合員の高齢化と担い手不足から運営が厳しくなっていました。
今回、新しく設立された農事組合法人「あさひ」は後継者の育成や、人材の確保をはじめ、規模の拡大によって得られる作業効率の向上、生産コストの低減を図ることなどを目的に、2つの法人が合併して誕生したものです。
後継者不足などを理由とした営農組合の合併は、砺波市では初めてです。
設立総会では、組合規則の承認や役員の選任が行われ、代表理事に、「浄土 正樹(じょうど まさき)」さんが選出され就任しました。
農事組合法人「あさひ」には44人が所属し、およそ43ヘクタールの土地でコメや大麦、大豆、玉ねぎなどを栽培していくということです。
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