小矢部市の新しい図書館の利用が3月26日から始まり、開館初日から大勢の人で賑わいました。
この図書館は、石動駅周辺整備事業の一環として、駅構内に総事業費10億5千万円をかけて整備されたものです。 建物は鉄骨2階建て、延べ床面積はおよそ1千695平方メートルで、収蔵されている本はおよそ18万冊、閲覧席はこれまでの45席から120席に増えました。
図書館のコンセプトは「気軽に立ち寄って 居心地良く学べる図書館」ということで、1階には新聞や雑誌などのほか、絵本や子ども向けの読みものを集めた「おとぎのひろば」も設けられ、旧おとぎの館図書室で行われていたイベントを新しい図書館でも開催できるように、プロジェクターも設置されています。 また、2階は入り口が石動駅の改札口に面して、南北自由通路や改札を通ってすぐに図書館に入ることができるようになっており、気軽に立ち寄れるように、2階には一般書や辞典、マンガや文庫本など様々な種類の本が並べられています。
このほか、新図書館には新しい機能として「読書通帳機」や「セルフ貸し出し機」も備えられ、特に「読書通帳機」は、借りた本の貸出日やタイトル、作者名を記録することができるなど、借りた本の一覧を見返すこともできます。
新しい図書館の開館時間は火曜から金曜日が午前9時30分から午後7時まで、土日・祝日は午後5時までで、休館日は月曜日となっています。
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