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新型コロナ感染症に関する記者会見 4月8日
 
2020年4月13日 すべて くらし








砺波市と南砺市で、新型コロナウイルス感染症の対応に関する記者会見が行われました。

記者会見は、感染拡大の影響が広がる新型コロナウイルスに関する今後の対応について説明するため、各自治体が開いたものです。

このうち、砺波市の会見では夏野砺波市長が「今後、県内でも感染拡大が懸念される」という県の見解を踏まえて、今月10日から24日まで、市内の小中学校を臨時休校することを発表しました。

砺波市では、「となみチューリップフェア」の開催中止を決定してから公園を無料で開放することにしていましたが、花の開花状況などに関する問い合わせが県内外から多数寄せられたため、砺波市では、会場で「密集」「密接」する恐れがあると判断。方針を変更し、今月11日から来月10日まで、公園を閉鎖することを決めました。

砺波市は、チューリップ四季彩館のホームページ内に特設サイトを設け、公園内のチューリップを3台のカメラでライブ配信するほか、次回、第70回目のフェアに向けた情報を発信していくことにしています。

一方、南砺市でも、田中南砺市長と松本謙一教育長が臨時の記者会見を行いました。

南砺市内小・中学校でも今月13日から24日まで、臨時休校することが決まりました。田中市長は、小学生児童の対応に関して、保護者や親族が仕事などで対応が困難な場合、放課後児童クラブと市内9つの学校での受け入れを行うことを発表しました。

また、田中市長は、第1弾となる経済支援策を発表。
来月末までに南砺市内の飲食店や宿泊業者で、10人以上の食事や宿泊の予約をし、料金の一部を先に支払えば、コロナ終息後に利用した際、その料金の3分の1を南砺市が
助成するというものです。  

これは、原則、南砺市商工会の会員を対象にしたもので、60事業所での利用を目指しているということです。

その他、商工会やとなみ衛星通信テレビと協力し、料理のテイクアウトサービスを行っている飲食店をPRするための企画も紹介されました。

田中市長は「この経済支援にかかる予算は、補正に限らず、臨時会での承認も視野に入れ、スピード感を持って対応していきたい」と話していました。
 
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