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「やなぜ空き屋ネット」設立総会 4月5日(日)
 
2020年4月27日 砺波市 地域・社会






砺波市柳瀬地区の住民が、地区内にある空き家の問題に取り組もうと、「一般社団法人 やなぜ空き屋ネット」を設立しました。


「やなぜ空き屋ネット」は、柳瀬地区にある空き家活用を促進し、空き家の廃屋化を防ごうと設立されたもので、設立総会には、自治会役員や地元の不動産・建築関係者ら11人が出席。代表理事に選出された「長谷川 徹(はせがわ とおる)」さんが、「柳瀬地区のコミュニティを守れるように、持続可能な活動にしていきたい。」と挨拶しました。

柳瀬地区では、地区内に空き家が出始めたことに危機感を抱き、平成22年に調査を開始。平成28年には、「空き家を考える会」を発足させました。

その後、空き家所有者との話し合いや、空き家解消に向けた広報誌の発刊、空き家に対する意識を変えてもらおうと出前講座を行うなど活動を続け、平成28年には30件あった空き家が、20件にまで減少しました。

会員は、地区住民の空き家に対する意識が変わってきたと手応えを感じ、活動をより幅広く質の高いものにしようと、今回法人化が実現したものです。

総会後には勉強会も開かれ、柳瀬地区の現状や事業の進め方について長谷川さんが説明すると、作業費や活動範囲についての提案や質問が出るなど活発な話し合いが行われていました。

「やなぜ空き屋ネット」は今後、電話での相談対応や、空き家の手入れ作業などを所有者から請け負うほか、SNSを利用した広報活動も合わせて行っていくということです。
 
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