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南砺市民病院 ドクターカー運用開始 4月3日
 
2020年5月4日 砺波市 地域・社会






南砺市民病院では、今年度から「ドクターカー」が導入され、運用が始まっています

ドクターカーは、救急車のように患者を搬送するのではなく、医師や看護師が直接救急現場に向かい、迅速な救命医療を行うために活動する車両です。

専用車両のドクターカーを導入したのは、富山県内で初めてということで記者発表した田中南砺市長は、「ドクターヘリは、気象条件が悪いと救急現場に向かうことができないが、ドクターカーは、天候に左右されることなく現場に向かえる」と説明しました。

そして、ドクターカーが配置される南砺市民病院の「清水 幸裕(しみず ゆきひろ)」院長が、「今まで病院の中で行ってきた初期対応を、患者さんのそばに出向いて診断処置することが可能となり、より質の高い救急医療を行うことができる。また、在宅での看取りを目的に、自宅療養中に急変した方の対応も行うことができる」と説明しました。
   
ドクターカーには、消防無線やエコー、血液分析装置などが装備され、医師や看護師らが当番制でチームをつくり、運用していくということです。

出動時間は、年末年始や祝日を除く平日の午前8時45分から午後5時までで、出動範囲は、南砺市と砺波市庄川町です。

出動基準は、119番通報により、救急隊員の判断で、緊急性があることや、医師による早期診断が必要と判断された場合ということです。

南砺市民病院では、年間200件から250件の出動を予定しています
 
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