トップ > ニュース >まちのニュース >藤森兼明の洋画  開催期間:4月4日〜5月10日

まちのニュース

藤森兼明の洋画  開催期間:4月4日〜5月10日
 
2020年6月1日 砺波市 スポーツ・文化






庄川町青島出身の洋画家、藤森 兼明(ふじもり かねあき)さんの作品展が庄川美術館で開かれました。

藤森さんは、金沢美術工芸大学で油絵を専攻し、在学中に日展をはじめ、展覧会で入選を果たすなど活躍しました。
卒業後は一度就職してアメリカで5年間過ごし、カトリック信者となり、帰国した後、制作活動を再開し、85歳を迎えた現在も油絵を描き続けています。

今回の作品展には、庄川美術館が所蔵する作品の中から、人物画や、学生時代に描いた風景画「庄川合口ダムのダム湖」など30点が並べられ、特に人物画は、今にも動きだしそうな、リアルで活き活きとした描写が魅力です。

カトリック信者としての強い祈りを画にあらわすため、人物の背景に礼拝堂や聖像が描かれているのが特徴でもあり、代表作の1つ「アドレーション サンティ ピエトロ エ パオロ」も、人物の背景に礼拝堂が描かれています。

会場には、ほかにも家族をモデルにしたものや、娘を描いた作品などが展示されていました。
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.