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瀬神社献穀田御田植祭 5月17日
 
2020年6月8日 南砺市 地域・社会






越中(えっちゅう)一宮(いちのみや)瀬神社に奉納する稲を育てる「献(けん)穀(こく)田(でん)御田植(おたうえ)祭(さい)」が、南砺市井波の南山見地区の斎田で行われました。
この献(けん)穀(こく)田(でん)御田植(おたうえ)祭(さい)は、井波地域農業者会が、昭和59年から毎年行っているもので、今年で37回目を迎えました。

神事には、今回稲を育てる奉耕者の「谷川(たにかわ)徹(とおる)」さんや、早乙女を務める小中学生など、関係者およそ40人が参列。瀬神社の「藤井秀嗣(ふじいひでつぐ)」宮司が、献穀田と苗を祓い清め、早乙女役の5人に苗を手渡しました。

今回早乙女に選ばれたのは「前田(まえだ)琴々(ここ)美(み)」さん「野村(のむら)史来(りこ)」さん
「谷田(たにだ)穂乃(ほの)香(か)」さん「谷川(たにかわ)眞瑠(まる)」さん「高橋(たかはし)奏乃(かなの)」さんです。

花笠に紅白の衣装姿の5人は、家族らが見守る中、斎田に入り、ぬかるむ泥に足を取られながらも、
丁寧に苗を植え付けました。

谷田穂乃香さん
「足が抜けなくなったりしそうやったけど、楽しかったです」

高橋奏乃さん
「見た目に簡単そうやったけど、足が抜けなくなって大変でした」

前田琴々美さん
「ドロドロで大変でした。美味しく育ってほしいと思いました」

谷川眞瑠さん
「最初難しかったけど、後から慣れてきて上手く出来たのでよかった」

野村史来さん
「難しかったです。早く育ってほしいなぁと思いました」

献穀田では、秋には抜(ぬき)穂(ほ)祭(さい)が執り行われ、収穫したコメは、瀬神社のほか、五穀豊穣に感謝する「神嘗祭(かんなめさい)」に合わせて伊勢神宮にも奉納されます

奉耕者・谷川徹さん
「献穀田というわけではなく、自分の所の田んぼは、全部同じように真剣に、いつも通りにやっていきたいと思っております。そして収穫して奉納するまでにちゃんと育てたいと思っています」
 
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