南砺市の定例記者会見が福光庁舎別館で開かれました。
会見では、田中南砺市長が６月定例会に上程する一般会計補正予算案、８億６０７６万円の概要を説明しました。

それによると、２０２３年度までに、全ての小中学生がパソコンを１人１台使えるようにするという国の「ギガスクール構想」を見据えて、タブレット端末の購入費やネットワークの整備事業費など、合わせて３億７６４５万円が計上されたほか、雪不足で今シーズン思うように営業できなかった市内３つのスキー場に対して「スキー場天候リスク負担金」４,００７万円なども計上されました。

ところで、６月１日から、福野庁舎にあった市長室、副市長室、秘書係が統合庁舎となる福光庁舎３階に移転しました。

福光庁舎には、キッズスペースや打ち合わせコーナーが新たに設置されたほか、多目的トイレや点字ブロックなどのバリアフリー機能も拡張し、多くの人が利用しやすいように環境が整備されました。

今後さらに、これまで複数の場所、担当に分散していた手続きやサービスを福光庁舎一ヵ所でまとめて提供する「ワンストップサービス」を充実させることにしています。

南砺市役所の統合庁舎開庁式は、７月１日に予定されています。