第27回「中学生清流展」が庄川美術館で開催されている。
この展覧会は、砺波地区にある16の中学校の美術部生徒らによる成果発表の場として、砺波地区中学校文化連盟と庄川美術館が中心となって毎年開催しているものだ。
例年は6月に庄川で写生大会を行い、その作品を展示していたが、今年は新型コロナウイルスの影響により、写生大会が開催できなかったものの、生徒の意欲向上を願い開催された。
今回は、過去26回開催された「中学生清流展」のうち第1回から第10回までの入賞作品のなかで、庄川美術館が所蔵する95点が展示されている。
庄川水記念公園の大噴水や舟戸公園にかかる橋と新緑といった今も変わらない風景を描いた作品の他、現在は取り壊されてしまった公園内の木製の階段や、川のほとりに建っていたお店など懐かしい風景が並ぶ。 また、中学生らしい自由な発想や独特な色使いが印象的な作品なども展示され、ファンタジックな雰囲気を醸しだしていた。
「中学生清流展」は、8月16日まで、庄川美術館で開催されている。
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