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なんと共同作業所 竣工式
 
2020年8月17日 南砺市 地域・社会






社会福祉法人 マーシ園の就労支援施設「なんと共同作業所」が移転新築され、竣工式が行われた。
「なんと共同作業所」は、精神障害を持った方やひきこもり生活を送っていた方などの社会復帰を支援する施設で、これまで、「旅川福祉交流館」で事業を続けてきた。

しかし、南砺市の公共施設再編計画に伴い、このたび、移転新築された。

竣工式には、富山県や南砺市、砺波市の関係者およそ30人が出席。式では、田中南砺市長が「このエリアが福祉の町づくりの拠点となって欲しい」と祝辞をのべた。

施設では、菓子箱の組み立てや自動車部品加工など、地元企業から受注した軽作業を通して、集団の中でのコミュニケーションのとり方や生活リズムなど社会性を身につけることを目指している。

新築された作業所は、これまで同じスペースにあった休憩室と作業室が別に設けられ、作業時間と休憩時間を区別したメリハリのある活動ができる他、ワンフロアになったことで荷物の搬出入の負担が軽減される。

また、移転先の二日町の周辺は、認定こども園や子育て支援センター、小中学校など教育・福祉関係施設が集まるエリアで、利用者の利便性向上も期待されるということだ。
 
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