宿泊・飲食施設関係者を対象にした料理教室が南砺市の「平若者(たいら わかもの)センター)」「春光荘(しゅんこうそう)」で開かれた。
この教室は南砺市観光協会が、宿泊・飲食施設関係者のスキルアップを目的に不定期で開催しているセミナーで、今回は「免疫力アップ料理でコロナに負けない」をテーマに、飲食店の調理担当者など16人が参加して行われた。
初めに、この日講師を務めた、富山県栄養士会食育リーダーの「新村 典子(しんむら のりこ)」さんが、「免疫力を高める食事」と題して講演し、疲労やストレスを軽減し、ウィルス・細菌に負けない体を作る効果的な栄養の取り方について説明した。
引き続き行われた調理体験では、参加者が南砺の食材を使った料理に挑戦し、「イワナと城端おがやポークの塩麹包み焼き」「にらとキノコのスープ」「みかんの皮、陳皮(ちんぴ)ときゅうりの漬物」「ショウガ炊き込みご飯」「五箇山豆腐のずんだ餅」を調理した。
試食会では、南砺の食材を活かしながら、キノコや発酵食材、漢方にも用いられる食材を 上手に使った献立を食べながら、お互いに新メニューのアイディアを出し合っていた。
南砺市観光協会では、今回のゼミを足掛かりに、コロナの感染拡大で落ち込んだ地元の観光 産業を盛り上げていくという事だ。
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