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井波彫刻協同組合「アマビエ」と「クタベ」彫刻を制作  9月2日
 
2020年9月23日 南砺市 スポーツ・文化






井波彫刻協同組合は、新型コロナウイルスの早期終息を願い「アマビエ」と「クタベ」の彫刻を制作した。

今回制作したのは、疫病退散にご利益のあると言い伝えられている妖怪「アマビエ」と霊獣「クタベ」だ。

「クタベ」とは、江戸時代に立山で薬草を採る人の前に現れ、正体不明の難病の流行を予言し、「私の姿を見せれば難を逃れることができると話した」と言い伝えのある霊獣。

この企画は、井波彫刻協同組合の「藤ア 秀平(ふじさき しゅうへい)」理事長が、組合員に制作協力を呼び掛けて実現したもので、会場には16点の作品が並んだ。

作品は、表情豊かなものばかりで「楠の木」や「ケヤキ」などで作られていて、それぞれ職人の新型コロナ終息への思いが込められている。

仕上がった作品は、県内の宿泊施設や医療機関などに寄贈されるということだ。
 
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