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砺波地域消防連絡会消防訓練  10月17日
 
2020年10月26日 砺波市 地域・社会






砺波地域消防連絡会の消防訓練が小矢部市で行われた。
この訓練は、小矢部市、砺波市、南砺市の消防団と砺波地域消防組合の連携や協力体制を強化し、消防技術の向上を図ろうと、3つの市が毎年持ち回りでおこなっているものだ。

今年は小矢部市五社の黒田化学小矢部工場で行われ、市内をはじめ、南砺市、砺波市の消防団員や消防署員ら70人が参加した。

訓練は、黒田化学の製造室から出火し、強風により付近の建物に延焼したという想定で行われ、従業員による通報を受けた消防ポンプ車など15台がかけつけ、団員らが素早く消火作業にあたっていた。

また、救助者の救出訓練では、屋内に逃げ遅れた従業員を救出してから救急車両で搬送するまでの流れを確認したほか、ドローンで、指揮本部の関係者らが上空から延焼の状況を確認した。

訓練のあと、講評が行われ、砺波地域消防連絡会の「瘧師 富士夫(ぎゃくし ふじお)」会長が「迅速な活動、3市の消防団のスムーズな連携により延焼阻止ができたと
思います。互いに顔の見える関係を作り、地域のみなさんが安心して暮らせる地域づくりに協力をお願いします」と述べた。

最後に桜井市長が「砺波地域の住民のために尽力していただくようお願いします」と挨拶し、団員らに消防業務に対する意識を高めていた。
 
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