となみチューリップ球根まつりが開かれ、たくさんの来場者で賑わった。


「となみチューリップ球根まつり」は、砺波市球根組合や富山県花卉球根農業協同組合などでつくる実行委員会が富山県産チューリップの魅力を広く知ってもらおうと毎年開催しているものだ。
　
今年は新型コロナウィルス感染予防として、混雑を避けるためチューリップ四季彩館と県花卉球根農業協同組合の二か所に分けて開催された。

会場には赤や黄色など、様々な種類の球根およそ１００品種が袋詰めされ、通常の２割引きで販売されたほか、皇室に献上する「黄小町」などが入った６品種のセットや、１万円の数量限定福箱などが人気を集めていた。

また、会場内ではチューリップ畑を題材にした写真の展示やチューリップ押し花作品も展示されていて来場者の目を楽しませていた。

球根組合の担当者は「生産者が心を込めて育てた球根を植えてもらい、春にきれいなチューリップを楽しんでほしいです。」と話していた。