県内在住の、日本画家の作品を集めた展覧会が、庄川美術館で開催されている。

この展覧会は、県内で活動する若手からベテランの日本画家の力作を紹介するもので、四季折々の風景や植物、生き物など、豊かな感性と高い表現力で描かれた作品５８点が展示されている。

その中の、砺波市の「石村 歌知子（いしむら かちこ）」さんの作品は「石蕗（つわぶき）」と名付けられ、１枚１枚色分けされた葉っぱとすらっとした長い茎が印象的な作品だ。

また、砺波市の「高木 里美（たかぎ さとみ）」さんの作品は「かぶら」や「柿」など、秋の味覚を描いた静物画で、何度も色を塗り重ねることにより、柿の微妙な色の変化が表現されている。

この「日本画燦々-２０２０（にせんにじゅう）ｉｎ庄川展-」は、１２月２０日まで庄川美術館で開催されている。