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第26回 城端美術協会 会員展  11月27日(金)〜29日(日)
 
2020年12月21日 南砺市 スポーツ・文化






南砺市の城端「織館(おりやかた)」で「城端美術協会」の会員展が開催された。


「城端美術協会」は、城端出身の作家21人からなる団体で、年1回、会員展や県内外の美術館を見学する研究会などを開いている。
  
今年は「新型コロナウイルス」の影響で、研究会などが中止となり、会員展の開催も危ぶまれましたが、年に1度の大切な行事であることや、地域の期待に応えたいという想いから実施された。

会場には、日本画、彫刻、工芸、書など6つの部門に新作、近作を中心とした会員の力作15点が並んだ。

「岸 静香(きし せいか)」さんの日本画「彩どり」は、島根県にある足立(あだち)美術館の庭園を描いたもので、美しい紅葉と風情ある石畳が繊細なタッチで表現されている。

その他、今年行われた東京都立庭園 「小石川後楽園(こいしかわ こうらくえん)」の「唐門(からもん)」復元にも携わった井波彫刻の伝統工芸士「酒井 秀哲(さかい ひでとし)」さんの作品「兜(かぶと)」や、中国最古の「詩篇(しへん)」「詩経(しきょう)」に収められている一遍、「鹿鳴(ろくめい)」を「金文体(きんぶんたい)」でしたためた「上田 北山(うえだ ほくざん)」さんの作品が展示され来場者の注目を集めていた。
 
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