令和３年南砺市消防出初式が福野地域で行われ、雪の中、消防団員が一斉放水を行い、防火の決意を新たにした。


出初式には市内８つの方面団と「なんとレディー分団」の団員らおよそ３３０人が参加した。

南砺市福野体育館の駐車場に団員が整列し、各地域の方面団長が出動人員を報告した後、武田慎一　南砺市消防団長や田中幹夫　南砺市長らが観閲(かんえつ)を行った。
　　
その後、今年一年の無火災を願い、初放水が行われ、各地域のポンプ車のほか、レディー分団の軽可搬ポンプや、旧井波町消防組が明治時代から使っていた蒸気ポンプも出動し、一斉放水した。

団員たちは、勢いある放水のアーチを描き、１年の無火災への決意を新たにしていた。
　　
今年は新型コロナウィルス感染症対策に伴い、例年行われていた裸放水は中止。また雪のため、福野文化創造センター周辺で予定していた分列行進も中止となった。