除雪中に大けがをして、助けを求める女性を救助した、砺波市の４人に、消防協力者感謝状が贈られた。


感謝状が贈られたのは、砺波市表(おもて)町(まち)の「鈴木克宜(すずきかつのり)」さん、妻の「志津乃(しづの)」さん、長男の「啓斗(けいと)」さん、元看護士の「太田(おおた)純子(じゅんこ)」さんの４人で、贈呈式には、鈴木さん一家３人が出席した。

この事故は、県内全域が大雪に見舞われた１月１０日、除雪中、誤って用水(ようすい)の溝(みぞ)の蓋(ぶた)部分から転落した近所の人を克宜(かつのり)さんが発見、すぐに、長男の「啓斗(けいと)」さんと救助し、奥さんが近くの太田さんに協力を求め、救急車到着まで圧迫止血など応急処置を行った。

砺波地域消防組合の中谷博之(なかたにひろゆき) 消防長は、「大変な雪の中、救急車両到着までの応急処置や、現場への車両誘導など、みなさんの的確な行動、暖かい気持ちのおかげで、市民の大切な命を助ける事が出来ました」と、４人の勇気ある行動を称えた。