春の風物詩「サクラウグイ」料理の提供が小矢部市内の料理店ではじまった。


小矢部市にある川魚料理店「きぶね」では、店主の「中井 富雄（なかい とみお）」さんが小矢部川で「投網漁（とあみりょう）」を行い、「サクラウグイ」をとっている。

今年の「サクラウグイ」は大雪の影響が心配されましたが、漁獲量に影響はないものの、大きさは少し小ぶりだということだ。

春にとれる「ウグイ」は、おなかの部分が「ピンク色」に染まる「婚姻色（こんいんしょく）」を帯びることから、「サクラウグイ」と呼ばれている。

「ウグイ」はこの色が出る時期が一年で最もおいしく食べられるということで、小矢部川の春の風物詩としても知られている。

「きぶね」では毎年この時期に「サクラウグイ」料理を提供しており、オープンを前に開かれた試食会では「サクラウグイ」の田楽、刺身、酢の物、唐揚げの料理が出され、関係者が味わっていた。

独特の甘みが特徴の「ウグイ」は、小矢部市内では昔から塩焼きではなく、しょうが味噌で食べられている。

「きぶね」では産卵期の前の５月中旬ごろまで「サクラウグイ」料理を提供するということだ。予約制のため、食事を希望される方は事前に「きぶね」まで連絡をお願いします。

・月曜定休
・電話 ０７６６ ６７-００５８