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若者活躍ネットワーク創設フォーラム 3月13日
 
2021年3月29日 南砺市 地域・社会






南砺市で若者の活躍をテーマにした「フォーラム」が開かれた。
このフォーラムは、若者の転出が続き、少子高齢化が進む南砺市の5年後、10年後を見据えて、若者が帰ってくるまちにしたいと南砺市が企画したものだ。

この日は、市内外で地域活性化、まちづくりに取り組む人や市役所職員ら、およそ80人が参加した。

基調講演では、慶應義塾大学特任准教授の「若新 雄純(わかしん ゆうじゅん)」さんが講師に招かれ、様々な企業や自治体と地域創生・まちづくり、教育などに関する
実験的なプロジェクトのプロデュースや研究を行う中で得た知識や情報を紹介した。

その中で、福井県鯖江市で女子高生が町づくりを担う「市役所JK課(じぇーけーか)」など、いくつかの事例を基に「若者の活躍」について話したほか、「問題解決を目的にするのではなく、可能性を広げていくことで活躍の場が生まれる。若者には、減点方法ではなく、加点方法で接するべき」と参加者に伝えた。

その後、若新さんと田中南砺市長によるトークセッションが開かれ、田中市長が、高校生と職員らとの関わり方を尋ねると「成果を出すことにこだわり過ぎないこと。そして、高校生たちはアイデアは出すことができるが、実行することが難しい。実行する際には、積極的に手助けしてほしい」と意見をのべていた。

南砺市では、2021年度、若新さんをコーディネーターに迎え、地元の高校生に1000万円を託すプロジェクトをスタートさせる。

プロジェクト参加対象者は、市内の高校に通っている生徒か、市内に住んでいる高校生で、南砺市では、およそ10人を募集するということだ。



 
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