.南砺市日本画連盟の作品展が、福野文化創造センターヘリオスで開かれた。
南砺市日本画連盟は、20代から90代のメンバー32人が所属する会で、県内で最も会員数が多い日本画愛好家グループだ。
作品展は技術向上や情報交換をはかり、日本画の魅力をより多くの人に伝えたいと年に1度開かれている。
会場には風景や人物、生活に即した身近なものを描いた作品27点が並んだ。
こちらは「山田 政寛(やまだ まさひろ)」さんの作品「ほほえみ」です。京都の嵐山で偶然出会った地蔵を描いたもので、地蔵の笑顔がなんとも愛らしい心温まる作品となっている。
「中島 宏一(なかしま こういち)」さんの作品「水辺」は城端、縄ヶ池の水芭蕉をモチーフに、特徴のある落水和紙に描きました。粒子の細かい岩絵の具を使って和紙のザラつきを残し味わい深い作品となっている。 南砺市日本画連盟の委員長を務める中島さんは「日本画は敷居が高いイメージがありますが個性的な作品を通して身近に感じてもらい日本画を好きになるきっかけになってくれたら嬉しいです」と話していた。
|